odStatViewer: 小地域統計LOD活用アプリ

odStatViewerは、オープンデータ・アプリコンテスト統計情報実証実験で提供された「小地域統計データ」を利用するためのアプリケーションです。誰でも簡単に欲しいデータを検索できます。検索結果をグラフや地図を使って、分かりやすく表示することができます。「odStatViewer2の起動」をクリックすることで、このアプリを利用することができます。詳しくは、「odStatViewerの紹介」をご覧下さい。

odStatViewerの利用方法

利用上の注意

(1) 初めて利用するとき、起動が遅い

odStatViewerを最初に利用するときは、画面が表示されるまで時間がかかることがあります。これはライブラリのロードのためです。2回目以降はスムーズに表示されようになると思います。万一起動途中に動かなくなったときは、再読み込みではなく、いったんブラウザを終了させて、再起動して下さい。そうすればすぐ表示されるでしょう。

(2) ブラウザの「前ページに戻る」ボタンは押さないで下さい

odStatViewer のパネル(タブで開く画面)は、通常のWebページではありません。ブラウザの「前ページに戻る」ボタンを押すとodStatViewerが立ち上がる前の画面に戻ってしまいます。そこで「次のページに進む」ボタンを押すとodStatViewerの画面に戻りますが、odStatViewerの状態は初 期状態に戻ってしまいます。

(3) データに誤りがある、あるいは、データがない

ここで利用させていただいている「小地域統計データ」は実証実験用の暫定データです。そのLinked Dataにはいくつか誤りが含まれています。われわれが気がついている誤りは以下の4点です。

  1. 世帯人員別一般世帯数年齢別データは存在しないが、年齢別ラベルが誤って混入している。例えば、「世帯人員1人」の分類に「総数0~4歳」のラベルも付けられている。このため、同じデータが2重に検索され、一方に誤った年齢別ラベルが表示される。
  2. 男女別人口総数及び世帯総数の2010年データ

    データ構造定義まではあるが、観測値(インスタンスデータ)が存在しない。

  3. 年齢別(5歳階級、4区分)、男女別人口世帯人員別データは存在しないが、世帯人員別ラベルが誤って混入している。例えば、「総数、年齢「不詳」含む」の分類に「一般世帯数(世帯人員6人以上含む)」のラベルも付けられている。このため、同じデータが2重に検索され、一方に誤った世帯人員別ラベルが表示される。
  4. 在学学校・未就学の種類別在学者数・未就学者数データ構造定義まではあるが、観測値(インスタンスデータ)が存在しない。

(4) 市区町村にチェックボックスがないものがある

地域のチェックボックスはデータがあるはずの地域について付与しています。比較的新しい市町村については、都道府県・市区町村LODのコードと小地域統計データLODのコードが対応していず、データがないように見えてしまいます。例えば、「さいたま市」がそれに該当します。この問題をどう解決すれば良いかは、今後の課題です。 (この点はodStatViewer2で改善しました)

(5) 市区町村にチェックボックスがあるのに対応するデータが検索されない場合がある

地域のチェックボックスは小地域統計データLODのコードリストをもとに付けています。実際に対応するデータがあるかないかは、検索してみないと分かりません。これを事前にやろうとすれば、全データをサーチしなければなりませんので、時間がかかりすぎます。この点はご了解下さい。

(6) 市区町村から下位の地域の表示に時間がかかる

都道府県・市区町村までは、都道府県・市区町村LODを利用しています。こちらは地域の包含関係知識をきちんとLOD化していますので、比較的速く検索できます。市区町村より下位は小地域統計データLODのコードリソースを利用しています。こちらは階層関係が記述されていませんので、コード文字列の部分一致で上下を判定しています。こちらについても包含関係知識のLOD化を総務省に要望したいと考えています。 (この点はodStatViewer2で改善しました)

(7) 地図表示に異常に時間がかかる

小地域統計データLODの地域データには緯度・経度データが含まれていません。このため地図作成時にGoogle Geocoder を利用させてもらって、動的に緯度・経度データを取得しています。こちらについても緯度・経度データのLOD化を総務省あるいは国土交通省に要望したいと考えています。 (この点はodStatViewer2で改善しました)

(8) 分類の値の並びがおかしい

小地域統計データLODの分類コードが頭に0を付けない数値の文字列で表記されているためです。このため、 1, 10, 11, …,19, 2, 3, .. という順番になってしまいます。実務分野で通常そうするように、コードを 01, 02, 03 …. 09, 10, 11 という具合に付けなおす必要があります。あるいは、分類コードリソースに文字列でない数値のプロパティを別途用意し、そこに数値コードを書くことでも解決できます。この問題の解決も総務省に要望したいと考えています。

(9) 「9桁コード地域が見つかりません」というエラーが表示される

これは上の(4)と同様で、都道府県・市区町村LODのコードと小地域統計データLODのコードが対応していない場合です。これについても対策を今後検討します。 (この点はodStatViewer2で改善しました)

対応ブラウザ

IE 8.0 以上(IE 9.0 以上を推奨)、FireFox, Google Chrome, Safari

FireFox, Google Chrome, Safari については、少し以前のバージョンでも問題ないようです。IEの場合、IE 8.0では正常に動くPCもありますが、エラーになるPCもあります。導入されているアドインに依存するのではないかと思われます。

バージョン履歴

0.2.9 (2014/8/2, 2014/9/6 公開) 新しい小地域LODの利用。緯度・経度取得の改善
0.1.3 (2014/3/11 公開) 9桁コード地域が見つからないときの無限ループを回避
0.1.2 (2014/2/26, 2014/3/6 公開) 表スクロールの改善、検索指示画面の文言の修正
0.1.0 (2014/2/16 公開)

ライセンス及び免責事項等

odStatViewerの著作権は佐藤英人が保持しています。MIT License で公開します。利用・配布・改変は自由です。ただし、このソフトで提供されるデータについて、その正確性・網羅性、特定の目的への適合性等一切の保証をしません。このソフトを利用したことにより損害が生じても責任を負いません。自己責任でご利用ください。データ利用規約について、詳しくは、「オープンデータ・アプリコンテスト」で利用可能なデータの利用規約 をご覧下さい。

なお、odStatViewer2 (0.2.4以降)では、地域の緯度・経度取得に東京大学空間情報科学研究センターがCGIで提供してくれている CSISシンプルジオコーディング実験(街区レベル位置参照情報)を利用しています。

About 佐藤 英人

東京国際大学名誉教授。 若い頃、経済企画庁(現内閣府、経済産業省)の統計課、国民所得部で統計の実務を経験。 その後、大学で統計データベース、知識ベース、オブジェクト指向等の研究・教育に従事。 著書:統計データベースの設計と開発 - データモデルと知識ベースの応用(オーム社)、オブジェクト指向が分かる本(オーム社)など。

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